香港株(終了):ハンセン指数、09年来の安値-米中の景気を懸念

香港株式市場では、ハンセン指数 が2009年以来の安値で引けた。中国経済が減速しつつあるとの懸念に 加え、先週末発表された8月の米個人消費支出(PCE)の伸びが鈍 化し、個人所得が減少したことが響いた。

リョービの電動工具などの生産を手掛けるテクトロニック・イン ダストリーズ(創科実業、669 HK)は8.3%安。同社は北米を最大市 場としている。時価総額で中国2位の保険会社、中国平安保険(集団、 2318 HK)は13%安。不動産の中国海外発展(688 HK)は11%安。

商品相場安が嫌気され、時価総額で中国最大の銅生産会社、江西 銅業(358 HK)は12%値下がり。景気が業績の重しとなるとの懸念で、 マカオのカジノ運営会社、銀河娯楽(27 HK)は19%下げた。

ハンセン指数は前週末比770.26ポイント(4.4%)安の16822.15 と、終値としては09年5月以来の安値となった。指数を構成する46 銘柄のうち42銘柄が値下がりした。同指数は7-9月に四半期ベース で10年ぶりの大幅安となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前 週末比5.7%安の8408.26。

リンセアン・ホールディングスのマネジングディレクター、フラ ンシス・ルン氏は、「投資家は株式市場から撤退し、相場が底打ちする のを待とうとしている」と述べた。