NZ財務相:「格付け会社とは見解異なる」-債務抑制の取り組み強調

ニュージーランド(NZ)のイン グリッシュ財務相は、同国の格付けを引き下げた格付け会社とNZ政 府とでは、NZが持つ政府・家計債務抑制の能力に対する見解が異な ると述べた。

米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9月30日、N Zの外貨建て長期格付けについて「AA+」から「AA」への格下げ を発表した。S&Pは、家計と企業の債務が増え続ける可能性がある と指摘。またNZ政府については、地震関連の歳出増加圧力と景気下 支えを狙った財政刺激策のために借り入れを抑えるのが難しくなって いるとの見方を示した。

イングリッシュ財務相は2日、テレビ・ニュージーランドの番組 「Q&A」で、「格付け会社の指摘を無視してはいない」とした上で、 「先行きに関して、彼らはわれわれとは違う見方をしている」と語っ た。

同相は、競争力を高めて政府債務を抑制するため、税制改正に中 心的に取り組み続ける決意を表明。今回の格下げで「金利に幾分上昇 圧力がかかるかもしれないが、金利は現在45年ぶりの低水準である ことを忘れるべきではない」と述べた。

また、中国とオーストラリアが主要な貿易相手国であることを挙 げ、これらの国の成長が「減速したとしても、わが国の食料関連の輸 出にとっては依然として極めてプラスの材料だ」と話した。

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