アジア株:下落、輸出株や資源株が安い-米個人消費・所得を嫌気

3日のアジア株式相場は下落。 7-9月期に四半期ベースで3年ぶりの大幅安を記録したMSCI アジア太平洋指数が下げ幅を一段と広げている。先週末発表の8月 の米個人消費支出(PCE)の伸びが減速し、個人所得が予想外に 減少したことで、アジアの輸出業者の業績見通しが悪化した。

トヨタ自動車やキヤノンが安い。オーストラリアの建設資材メ ーカー、ジェームズ・ハーディ・インダストリーズも値下がりした。 同社は売り上げの約7割を米国市場で稼いでいる。世界最大の鉱山 会社、英豪系のBHPビリトンは2%近い下落。原油・金属相場安 が嫌気された。アルミニウム生産で中国最大手のチャルコ(中国ア ルミ)は6.6%の値下がり。

ペンガナ・キャピタルのファンドマネジャー、ダイアン・リン 氏は、「米国はリセッション(景気後退)に陥りつつあるわけではな いが、明らかに減速しつつある」と指摘し、「特に調整が十分でない 市場は、一段のリスクに直面する可能性がある」との見方を示した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前10時50分現在、前 週末比2.4%安の110.44。

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