英金融機関の信頼感が低下、需要の不透明感で人員削減も-CBI調査

英金融機関の間で取引の見通しに 関する楽観的な見方が2009年3月以降で初めて減少したことが英最 大の経営者団体、英産業連盟(CBI)の調査で明らかになった。金 融業界で8000人が削減される可能性がある。

CBIの経済担当チーフアドバイザー、イアン・マカファティー 氏は「ムードは明らかに暗くなった」と述べ、「将来の需要に関する不 確実性や全体的回復への懸念などがセンチメントを圧迫している」と 指摘した。

今回の調査では、ビジネス全般に関して楽観的な見方を強めたと 回答した人は3カ月前よりも20%減った。人員削減は今後3カ月中に 行われるとCBIは予想した。

欧州の銀行最大手の英HSBCホールディングスは8月に3万人 の削減計画を発表。英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グ ループ(RBS)も同月に2000人の合理化計画を打ち出している。

マカファティー氏は「信頼感がこれほど短期間で動揺したのは市 場と経済に関する不透明感が大きな要因だと思う」と語った。

同調査はCBIと会計事務所プライスウォーターハウスクーパー ス(PwC)が8月23日-9月8日に銀行や保険会社、資産運用会社、 証券会社など84社を対象に実施した。

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