S&Pが豪裁判所に出廷へ-地方政府機関に販売したCDO格付けで

米国債の格下げをめぐって米当局の 調査を受けている米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)は、債務担保証券(CDO)の格付けで投資家を誤解させたと される問題について、オーストラリアの裁判所に出廷し抗弁する。

オーストラリアのバザースト市など2つの地方政府機関と保険会 社は、S&Pの親会社マグロウヒルの英部門とCDO販売に関与した ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)など の金融機関を相手取り提訴。2006年のCDO購入で受けた損失分の賠 償を求めている。販売された最上級格付けのCDOは2008年の世界的 経済危機で価値が急落していた。

裁判は4日に始まる。裁判の資金を提供する訴訟対策ファンドの IMF(オーストラリア)の幹部、ジョン・ウォーカー氏は、世界的 な景気後退の「大きな要因となったCDO価格急落に絡んで格付け会 社の関与に重点を置いた裁判はこれが世界で初めてだと理解している」 と語った。

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