欧州当局が域内銀行の協調支援策を検討、フランスは反対-ルモンド

【記者:Fabio Benedetti-Valentini】

10月2日(ブルームバーグ):欧州のソブリン債危機がイタリアに 本格的に波及する場合、フランスの銀行が域内の金融機関で最も大き なリスクにさらされるとみられるが、フランス政府は欧州各国が協調 して域内の銀行を支援する構想に反対している。仏紙ルモンドが複数 の関係者の話として報じた。

同紙によれば、域内の銀行がソブリン債危機の影響を乗り切るの を助けるため、欧州各国が協調して行う支援について、ブリュッセル で協議が始まっている。銀行破綻に備える保証制度の創設に加えて、 各国政府ないし欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を通じて銀 行に資本注入を行うことも検討されているという。

フランスの大手銀ソシエテ・ジェネラルとBNPパリバ、クレデ ィ・アグリコルはいずれも資産削減を通じて資本を増強する計画を発 表しており、同国の銀行に資本注入は必要ないと主張する1人の官僚 の発言を同紙は伝えている。