仏大統領は独首相と9日に会談、ユーロ圏統合加速で協議-関係者

サルコジ仏大統領は欧 州当局者がギリシャのデフォルト(債務不履行)回避で新たな 局面について議論する中で、今月9日にメルケル独首相と会談 する。

同大統領は30日にパリでギリシャのパパンドレウ首相と 会談後、ギリシャに支援を向かわせるための「信頼できる代案 はない」と述べた。

同大統領のこの発言は、4400億ユーロ(約45兆円)規 模の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充案が 数週間中に成立した後の欧州救済基金の拡大をめぐって論争が あることを示唆している。欧州の財務相らは来週、恒久的救済 基金の前倒し導入について協議する。

同大統領は記者団に対し、「ギリシャが破綻すれば、欧州 全体が破綻することになる」と述べ、「2008年を思い出して みるといい。米国がリーマン・ブラザーズを破綻させたことで 世界の金融システムがその代償を払った。われわれは経済的な 理由とモラル上の理由の両方から、ギリシャを破綻させること はできない」と強調した。同大統領はベルリンを訪れメルケル 首相とユーロ圏の経済統合の加速について協議すると述べた。

事情に詳しい当局者は日程が正式に公表されていないこと を理由に匿名で、両首脳が9日に会談することを明らかにした。