米SEC:大手格付け会社は保留の格付け決定を漏らした可能性も

米証券取引委員会(SEC)の検 査官らは、大手格付け会社には保留中の格付け決定が公表前に特定の 人々に明かされることを「可能にするような」やり方があったとの見解 を明らかにした。

この見解は2009年と10年に実施された検査に基づくもので、米 金融改革法でSECに義務付けられた格付け会社に関する年次報告の一 部。SECの検査部のディフロリオ部長は、報告の中で触れた格付け会 社の名前を特定しなかった。

ディフロリオ部長は30日の記者団との電話会議で「何らかの懸念 や著しい法律違反が見つかれば、法規執行局に紹介し、適切な行動を取 る」と述べた。

同報告によると、監督当局は格付け会社が一部の投資家に対して他 者よりも多く情報を提供したかどうかについて判断するため、格付け会 社の業務方針を検証している。