欧州株(30日):反落、四半期ベースの下げ拡大-景気懸念高まる

30日の欧州株式相場は反落。 ストックス欧州600指数は四半期ベースで2008年以降、最大の下 げとなった。中国の製造業購買担当者指数(PMI)が前月同様に 50を下回り製造業活動の縮小を示唆したほか、ドイツの小売売上高 指数が前月比で低下。景気鈍化の懸念が強まった。

ドイツ銀行は大幅安。利益目標を下方修正する可能性がある との独紙ハンデルスブラットの報道が売りを誘った。8月の小売売上 高指数が約4年ぶりの大幅な低下となったことを背景に、ドイツの小 売り最大手メトロも安い。オランダの家電メーカー、フィリップスは HSBCが同社の売り上げ予想を引き下げたことを受けて下落した。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の226.18で終了。 週間ベースでは4.6%上昇した。当局者が欧州の債務危機収束へ向け た取り組みを強化したことや、米国の失業保険申請統計と国内総生産 (GDP)が予想よりも改善したことが好感された。欧州株は四半期 ベースでは17%安と、08年以降で最大の下落。9月は月間で

4.7%下落し、5カ月連続で下げた。

センパー・コンスタンティア・プリバトバンク(ウィーン)のフ ァンドマネジャー、フィリップ・ムシル氏は「状況は非常に悪化し ている」と指摘。「当社は株への投資には非常に慎重になっている。 全般的に思わしくない指標が出ており、このままリセッション(景気 後退)入りするとの声が多い」と述べた。

30日の西欧市場では、18カ国中アイスランドを除く全市場で主 要株価指数が下落した。

ドイツ銀行は6.8%安の26.32ユーロ。メトロは4.3%安の

31.93ユーロ、フィリップスは4.1%下げて13.55ユーロだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE