香港株(終了):ハンセン指数、下落-四半期では01年以来の大幅安

香港株式相場は下落。ハンセ ン指数は四半期ベースで10年ぶり大幅安となった。29日発表され た米経済指標も世界の景気回復の足取りをめぐる懸念の緩和にはつな がらなかった。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を 納入する香港のリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は3.6%安。 中国建設銀行(939 HK)や中国工商銀(1398 HK)も安い。米当 局が複数の中国企業を不正会計の疑いで調査しているとのニュースを 受け、香港市場で取引されている中国本土の銘柄が値下がりした。

家電小売りの国美電器(493 HK)は22%下落。クレディ・ス イス・グループによる投資判断の引き下げが響いた。香港上場初日の 専業旅運(1235 HK)は25%安で取引を終えた。

ペンガナ・キャピタルで株式運用に携わるティム・シュロダー ズ氏(メルボルン在勤)は「現時点では依然としてマクロ経済見通し が非常に不透明だ」と指摘した。

ハンセン指数は前営業日比418.65ポイント(2.3%)安の

17592.41で終了。7-9月(第3四半期)は22%安と、四半期ベ ースでは2001年7-9月期以来の大幅な下げとなった。ハンセン中 国企業株(H株)指数は3.9%安の8917.36。29日の香港金融市 場は台風の影響で休場となった。