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独8月の小売売上高指数、約4年ぶり大幅低下-予想上回るマイナス

ドイツの8月の小売売上高はこ こ4年余りで最大の減少となった。欧州ソブリン債危機の経済への影 響を懸念し、消費者の支出意欲が減退した。

独連邦統計庁が30日発表した小売売上高指数(物価・季節調整 済み)は前月比2.9%低下と、マイナス幅は2007年5月以来で最大。 7月は0.3%上昇だった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト 18人を対象にまとめた調査では0.5%低下(予想中央値)と見込ま れていた。8月の指数は前年同月比では2.2%上昇した。

債務危機の影響で欧州がリセッション(景気後退)に逆戻りする 恐れがあり、ドイツでは失業率低下で家計の購買力が高まってい るにもかかわらず、信頼感は低下している。ギリシャのデフォルト (債務不履行)の可能性が先行きに影を落とす中で、ドイツ連 邦銀行(中央銀行)は7-9月(第3四半期)の景気をなお「堅調」 とみており、今年の成長率を3%程度と予想している。

INGグループの欧州担当シニアエコノミスト、カールステン・ ブルゼスキ氏は「ドイツ経済は市場から受ける印象よりもずっと良い 状態だ」としながらも、「今回の危機がどう影響するか家計は懸念を強 めており、消費よりも貯蓄志向に傾いている」と述べた。

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