来週のNY原油先物:46%が下落予想-欧州債務危機懸念根強く

来週のニューヨーク原油先物相 場は、下落するとの見方が優勢だ。欧州経済をめぐり債務危機懸念 が根強く、ギリシャの債務不履行が回避できるかどうか不透明感も あり、景気減速の兆しが増えていることが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト28人を対象に実施した 調査では、13人(46%)が来週の原油先物相場は下落すると予想。 上昇を予想したのは8人(29%)だった。ほぼ変わらずとの予想は 7人だった。前回は55%が下落を予想した。

欧州委員会は29日、9月のユーロ圏景況感指数(速報値)は

95.0と、8月の98.4から低下したと発表した。これは2009年12 月以来の低水準。欧州最大の経済規模のドイツでは9月の企業景況 感指数が3カ月連続で低下したほか、投資家の景況感指数が約2年 半ぶりの低水準まで落ち込んだ。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイ ン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ 氏は電子メールで「リセッション(景気後退)に陥る予想が強まっ ており、来週も原油相場は下げそうだ」と述べた。

23日までの4週間の総石油製品供給は平均で0.6%減の日量 1900万バレルと5週連続で減少した。

2004年4月の調査開始以来、相場の方向性を正しく予測した確 率は47%。ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に 毎週木曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらず の見通しを問う調査を実施している。

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