アジア株:MSCI指数、四半期ベースで08年以来の大幅下落へ

30日のアジア株式相場は4営 業日ぶりに反落。このままいけばMSCIアジア太平洋指数は、四半 期ベースで2008年10-12月(第4四半期)以来の大幅安となり そうだ。29日発表された米国内総生産(GDP)や失業保険申請の 統計は同国の景気が勢いを失いつつあるとの投資家の懸念を和らげる ことはできなかった。

ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を納 入する香港のリー・アンド・フォン(利豊)は6.7%下落。トヨタ自 動車やソニーも安い。世界最大の商品取引会社グレンコア・インター ナショナルは7%の値下がり。銅先物相場の下落が響いた。

ペンガナ・キャピタルで株式運用に携わるティム・シュロダー ズ氏(メルボルン在勤)は「現時点では依然としてマクロ経済見通し が非常に不透明で、政策対応がより明確になるまでリスク回避の動き が続くだろう」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時52分現在、前 日比0.7%安の113.39。構成銘柄中、値下がりと値上がりの割合 は約5対4。このままいけば週間ベースでは1.5%高となる。今月は

9.3%安、7-9月(第3四半期)は16%安となりそうだ。日経平 均株価は前日比94銭(0.01%)安の8700円29銭で引けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE