コンテンツにスキップする

日本のオプションは最も割安な水準-日経平均は安全な逃避先との見方

日本のオプションは米国に比べて これまでで最も割安な水準にある。世界の株価が下落する状況にあっ て、主要国の中で金融株の構成比率が最も低い日経平均株価が資金の 安全な逃避先だとトレーダーはみている。

日本株の上場投資信託(ETF)「iシェアーズMSCIジャパ ン・インデックス・ファンド」の3カ月物オプションのインプライド ボラティリティ(IV、予想変動率)は、米国のSPDR・S&P500 ETFトラストのIVを5.69ポイント下回っている。ブルームバーグ のデータによると、この差は8月29日の1.02ポイントから拡大。今 月22日には過去最大の6.24ポイントに達した。

日経平均株価は大震災を受けて安値を付けた3月15日以降に

1.1%上昇しており、日本株はリスクがより小さいとトレーダーはみて いる。欧州の債務危機が世界の経済成長を圧迫している状況にあって、 S&P500種株価指数は同期間に9.5%下落した。4月に年初来高値を 付けてからS&P500種の下げの中心だった金融株は、S&P500種の 構成比率が13%強だが、日経平均株価は6.4%にとどまる。

グレンミード・トラストのオプション戦略を担当するシーン・ヘ ロン氏は29日の電話インタビューで、「日本などは潜在的な問題を抱 える国とは見なされていないようだ」とした上で、「米国は自国の問題 による難局から脱していないが、日本が抱える問題は震災関連であり、 ずっと続くものではない。米国が落ち着くか、あるいはアジアで別の 大きな問題が起きるまでは市場の見方に変化はないだろう」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE