【テクニカル分析】NZドル、対米ドルで今年3月の安値へ下落も

外為どっとコム総合研究所の川畑 琢也研究員によると、ニュージーランド(NZ)ドルの対米ドル相場 は「弱気基調」が続いており、今年3月に付けた安値に向けて下落す る可能性をはらんでいる。

川畑氏は「日足で見ると200日線で抑えられている。20日線も下 向きなので、200日線を超えるのは容易ではない」と指摘。方向とし ては上に行く局面ではなく、先週付けた「大陰線」を戻し切れていな いところからも「弱気基調継続という見方になる」と分析する。

大陰線とは相場が大幅安となった時にできる足形。NZドルは先 週、6.3%下落し、週間ベースでは2009年1月以来の下落率となった。 今週も1%値下がりしている。

200日線は過去200日間の終値の平均値を結んだ線で、NZドル は先週、この線を6カ月ぶりに下回った。30日午前9時10分現在の NZドルは1NZドル=0.7683米ドル前後。200日線は0.7960米ドル 付近を通っている。

川畑氏は、目先は今月26日に付けた安値の0.7638米ドルが意識 され、同安値を下抜けた場合には3月17日に付けた0.7118米ドルが 目標値になると分析。その間、09年3月安値(0.4895米ドル)から今 年8月の高値(0.8843米ドル)の38.2%戻しにあたる0.7335米ドル がサポートになるとしている。