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イタリア、不動産など資産売却で最大400億ユーロの調達可能-財務省

イタリアは現在1兆9000億ユーロ (約198兆円)を上回る債務の削減に向け、資産売却で最大400億ユ ーロを迅速に調達することが可能だ。29日公表された文書で明らかに なった。

財務省がウェブサイトに掲載した文書によると、政府は短期間に 最大300億ユーロの不動産、100億ユーロの二酸化炭素排出枠を売却す ることができる。売却収入は同国の債務圧縮に活用できそうだ。政府 が出資するカッサ・デポジーティ・エ・プレスティーティ(CDP) が2004年のデータを基にまとめた別のリポートによると、欧州で2番 目に大きいイタリアの債務は、政府資産全体にほぼ匹敵する水準にあ る。

ブルーノ・レオーニ研究所(トリノ)のアルベルト・ミンガルデ ィ所長は「計画の規模は極めて不十分と思える。二酸化炭素排出枠が 民営化とどう関係するのか分からない。国有企業の株式売却が全くな いことも気になる」と述べた。

19日にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)に信用格付け を引き下げられたイタリアは欧州の債務危機が波及する中で、債務削 減と借り入れコスト上昇の阻止を急いでいる。

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