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欧州債:ギリシャ国債が3日続伸-ドイツ議会が救済基金拡充案を可決

29日の欧州債市場ではギリシ ャ国債が3日続伸し、高債務国の国債の上げを主導した。ドイツ議会 がユーロ圏の救済基金の拡充案を可決したことが背景にある。

アイルランドとベルギーの国債も堅調。ドイツ連邦議会(下院) は救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)に流通市 場での国債購入や銀行への資本注入、財政難国への予防的な与信枠設 定を認める拡充案を可決した。ドイツ10年債は5営業日ぶりに下げ 止まった。この日発表された9月のユーロ圏景況感指数は、エコノミ ストの予想以上に悪化した。

HSBCホールディングスの債券調査グローバル責任者、スティ ーブン・メージャー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、「投資家は現在、リスクテークを引き下げるよりも高めること に注力している。短期債が再び注目されている」と語った。

ロンドン時間午後5時現在、ギリシャ2年債利回りは前日比 453ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の65.24%。 14日にはユーロ導入以後の最高となる84.52%に達していた。同 国債(表面利率4%、2013年8月償還)価格はこの日、2.115上 げ42.605。10年債利回りは37bp下げ22.68%。

アイルランド2年債利回りは54bp低下の7.04%。ベルギー 2年債利回りは7日連続で低下。この日は11bp下げて1.85%。

独10年債利回りは2.01%と、前日からほぼ変わらず。28日 には2.02%まで上昇し、2日以来の高水準を付けていた。

欧州連合(EU)の欧州委員会がこの日発表した9月のユーロ圏 景況感指数は95.0と、8月の98.4(改定前=98.3)から低下し、 2009年12月以来の最低を記録した。エコノミスト調査では96.0 が見込まれていた。

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