英中銀デール氏:量的緩和拡大は「簡単」ではない-インフレ加速で

イングランド銀行(英中央銀行) のチーフエコノミスト、スペンサー・デール氏は、インフレ加速が意 味するのは同行による資産購入の再開が「簡単」ではないということ だと指摘し、追加刺激策をめぐり懸念を抱いている可能性を示唆した。

デール氏は29日付の英紙デーリー・メールに掲載された同紙との インタビューで、「下押しリスクと同様に、インフレの上振れリスクに ついて考える必要がある」と指摘。「簡単にできることなら、既にやっ ているだろう」と付け加えた。

英中銀当局者は追加刺激策の実施に傾いている。金融政策委員会 (MPC)メンバー9人の大半が今月、追加資産購入の可能性はます ます高まっているとの認識を示した。デール氏はインフレ率が向こう 数カ月で5%を突破すると予想する一方、世界的な景気減速が今では 「さらに長引く」とみられているとも指摘した。MPCは10月5、6 両日に次回会合を開く。

デール氏は「事態が悪化し続けるなら、追加金融緩和を検討する 必要があるかもしれない」と述べた。その上で、「さらなる措置が必要 なら、MPCがそれを行うと確信している。一段の金融緩和を実施す る場合、われわれにはそのための手段がある」と語った。

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