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台湾中銀:政策金利を1.875%に据え置き-世界経済を考慮(2)

台湾の中央銀行は29日、政策金 利の据え置きを決めた。これまでは5四半期連続で利上げしてきたが、 世界的に景気回復が足踏みし輸出主導の台湾経済を脅かす恐れがあ ることから、利上げを見送った。

市中銀行向けの10日物融資の金利を1.875%で維持する。ブル ームバーグ・ニュースがエコノミスト17人を対象に実施した調査で は14人が据え置き、3人が2%への利上げを見込んでいた。

欧州の債務危機と米経済の低迷がアジア太平洋地域の輸出企業 の見通しを暗くしており、ニュージーランドや韓国などの中銀も今月、 利上げを控えた。台北の住宅価格は今年記録した過去最高水準から下 落。輸出受注の伸びも鈍化しインフレ圧力を和らげており、追加の金 融引き締めの可能性は小さくなっている。

HSBCホールディングスのエコノミスト、ドナ・クォック氏(香 港在勤)は政策発表前に、「世界経済の不確実さは長引くことになり そうだ」と述べ、「台湾中銀が利上げサイクルを停止すると予想して いる」と付け加えた。

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