米ボストン連銀総裁:外銀のルール強化を支持-ドル不足への対応で

米ボストン連銀のローゼングレン 総裁は29日、米銀以外の金融機関が抱える課題が世界の銀行システム の混乱に対する脆弱(ぜいじゃく)性を監督当局が小さくする必要性 を浮き彫りにしているとの認識を示した。

同総裁はストックホルムでの講演で、「世界の銀行システムは今、 必要以上に脆弱なままだ」と述べ、外国の銀行が短期的な資金調達、 特にマネー・マーケット・ファンド(MMF)に頼り過ぎないように する必要があると指摘した。

ローゼングレン総裁は、MMFが「欧州のトラブルに対してさま ざまなエクスポージャーのある一部の金融機関を回避することは、短 期信用市場に悪影響のある状況」であり、こうしたMMFの動きが米 国以外でのドル不足につながっているとの見方を表明。外銀業務の短 期的な資金調達への依存を減らすための追加措置が必要だと述べた。

同総裁は、米経済や金利の見通しについては触れなかった。発言 内容は事前に準備されたテキストに基づく。