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9月のドイツ失業者数、27カ月連続で減少-失業率6.9%に低下

ドイツの9月の失業者数はエコ ノミストの予想以上に減り、27カ月連続で減少した。ユーロ圏の債 務危機が悪化する中でも、ドイツの雇用市場が持ちこたえていること が示唆された。

独連邦雇用庁が29日発表した9月の雇用統計によれば、失業者 数(季節調整済み)は前月比2万6000人減の292万人。ブルーム バーグがまとめたエコノミスト24人の予想中央値は8000人減少だ った。失業率は6.9%と、前月の7%から低下した。

ドイツの失業者数は、約20年前の東西ドイツ再統一後の最低に 達している。世界的な輸出需要の増加で企業が投資や雇用を拡大した ためだ。しかし、米国がリセッション(景気後退)に陥る可能性に加 え、ギリシャがデフォルト(債務不履行)すれば金融危機再発の恐れ があるため、景気の勢いは落ちてきている。

バンクハウス・ランペ(デュッセルドルフ)の資本市場分析責任 者、アレキサンダー・クルーガー氏は「成長の勢いが少し失われつつ あるように見受けられるが、雇用市場に根本的な変化が起きるとは思 わない」と述べ、「高水準の雇用が続くだろう」と続けた。

ユーロの対ドル相場は統計発表後に上昇。フランクフルト時間午 前9時58分(日本時間午後4時58分)現在は前日比0.9%高の1 ユーロ=1.3659ドルで取引されている。

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