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9月の英住宅価格:0.1%上昇、市場低迷の兆候-ネーションワイド

英国の9月の住宅価格は前月比ほ ぼ変わらずにとどまった。景気見通しの悪化で不動産市況の「下振れ リスク」が高まった。英住宅金融大手ネーションワイド・ビルディン グ・ソサエティーが明らかにした。

ネーションワイドが電子メールで29日配布した資料によると、9 月の住宅平均価格は前月比0.1%上昇の16万6256ポンド(約2000万 円)。前年同月比では0.3%値下がりした。

ユーロ圏の債務危機で景気見通しが圧迫され、銀行の調達コスト が上昇する中、不動産市場の先行きも暗くなった。イングランド銀行 (英中央銀行)は前日公表の報告で、住宅ローン需要が今後数カ月で 高まるとの銀行の見通しを明らかにした一方、金融システムの緊張が 続く中でも銀行に融資提供を続けるように促した。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、ロバート・ガーナー 氏は発表資料で、「英国と世界の景気見通しが弱まり、下振れリスクが 高まった」とし、「ユーロ圏の状況が今後も悪化した場合、信用コスト と与信に影響を及ぼすリスクもある」と分析した。

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