中国の成長率は5%未満に低下-ブルームバーグ調査で約6割予想

世界の投資家の約6割は、中国の 経済成長率が現在の半分程度に落ち込むとみていることが、ブルーム バーグの調査で分かった。

投資家やアナリスト、トレーダーらブルームバーグの顧客1031 人を対象に26日に実施した四半期調査「ブルームバーグ・グローバ ル・ポール」によれば、中国の成長率が2016年までに5%未満になる とみている人が回答者の59%に上った。47%は2-5年以内に、12% は1年以内にそれが起きると予想した。今年4-6月期の国内総生産 (GDP)は前年同期比9.5%増だった。

中国経済は、欧米の需要低迷が長引き貿易頼みの成長は見込めな い可能性がある。中国の輸出は08-09年の世界経済危機時に少なくと も1979年以来で最大の落ち込みを記録した。

回答者の1人であるドレイン・ウェルス・マネジメント(米テキ サス州)のチャールズ・ドレイン最高経営責任者(CEO)は「われ われが物を買わなければ、中国は生産しない」と述べた。

調査では、多くの投資家が短期的には中国経済への楽観的な見方 を維持していることも示された。向こう1年間で最もリターンが大き いと予想される市場として、中国を挙げる回答が全体の23%を占め、 米国の30%に次いで多かった。

故鄧小平氏が1979年に改革開放路線にかじを切って以降、中国経 済は平均で年10%の成長を続けてきた。しかし、金融危機の深刻化か ら4年を経て、一部の投資家は中国がその力を維持できるかどうか疑 問を抱き始めている。中国経済が「安定している」と考える回答者が 全体の47%と最も多かったものの、「悪化している」との回答も38% に上り、「改善している」の13%を上回った。

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