グーグルのモトローラ買収、司法省の審査延長-追加情報提出の要請で

インターネット検索最大手の米グ ーグルと携帯端末メーカーの米モトローラ・モビリティ・ホールディ ングスは、米司法省の反トラスト部門から追加情報提出の要請を受け た。グーグルによるモトローラ買収計画をめぐる承認審査が長引くこ とになる。

モトローラ・モビリティの届け出によると、両社は司法省に「全面 的に協力する」とともに、「迅速に対応する」意向だ。8月に最初に発表 された買収計画は年内または来年初めに手続きが完了すると同社は予 想している。

グーグルはブログで、「買収手続きがすぐに完了するというわけに はいかないが、急速に拡大している携帯電話業界では買収後も激しい 競争状態を維持すると司法省が結論付けると確信している」とし、「審 査が続く中でわれわれは司法省と密接に協力して取り組む」と説明し た。

モトローラが利用する携帯機器向け基本ソフト(OS)「アンドロ イド」を手掛けるグーグルは、保有する知的財産を拡充し携帯電話業 界で同社製品の普及を図るため、今回の買収計画に期待している。モ トローラは1万7000件余りの特許を所有しており、グーグルはこれも 米アップルなど競合会社との訴訟に活用できる。

グーグルは司法省の要請について、「かなり定型的な内容」と説明 した。追加情報の要請で同省は審査期間を延長できる。