中国・上海市の地下鉄事故、電力障害と手動管理ミスが原因-運営会社

中国・上海市の地下鉄で後続列車 が前方の列車に追突して284人が負傷した事故について、運営会社の 上海申通地鉄は28日、電力障害と手動運転にミスが原因との見方を示 した。

上海申通地鉄は発表資料で、電力途絶で信号が機能しなくなった あと、手動による運行管理に切り替えた際に担当者が管理規定を守ら なかったと説明。現在も調査を進めているという。

上海申通地鉄は27日の事故を受けて、安全点検と訓練の改善を進 めると述べた。同社の俞光耀会長は事故後に記者団に対し、衝突の原 因は上海卡斯柯信号(Casco)が製造した信号システムにあると 語っていた。Cascoは中国の信号機メーカー、中国鉄路通信信号 とフランスの重電大手アルストムの合弁会社。

アルストムの広報担当者、フィリップ・カス氏は28日付の電子メ ールで、「事故の主因は信号システムとは無関係だ」とした上で、「C ascoには責任はない」と指摘した。

一部区間を除いて28日ほぼ終日運休した10号線は同日午後8時 に全面運転を再開したが、運転速度を時速45キロに制限した。

上海市衛生局は28日にウェブサイトで、負傷者のうち95人が入 院あるいは経過観察下にあると発表した。

-- Michael Wei, with assistance from Jenny Jiang, William Bi And Belinda Cao in Beijing and Francois de Beaupuy in Paris. Editors: Neil Denslow, Josh Fellman

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