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フィンランド、ESMの早期発足支持-民間の損失負担の明確化を望む

【記者:Kati Pohjanpalo】

9月29日(ブルームバーグ):フィンランドのカタイネン首相は、 欧州の恒久的な救済プログラム、欧州安定化メカニズム(ESM)に ついて、民間投資家が損失を負担する必要があるという明確なメッセ ージを送るため、当初の予定を1年前倒しして発足させることを望む と語った。

カタイネン首相は28日にヘルシンキから電話インタビューに応じ、 ESMの2012年発足がフィンランドにとって「好ましい」と発言。「そ うなった場合、新たな法律を制定する用意がある。われわれはESM の原則を既に承認しており、新たなメカニズムをできるだけ早期に発 効させることが望ましい」と述べた。

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会のバローゾ委 員長も28日の欧州議会で、ESMの発足を前倒しする必要性を訴えた。 フィンランド議会は同日、暫定的な救済基金である欧州金融安定ファ シリティー(EFSF)の拡充を承認し、同国は9番目の批准国とな ったが、新たなギリシャ支援の拠出について担保を求める要求は撤回 していない。

カタイネン首相は、ソブリン債保有に伴うリスクについて投資家 が思い違いするのを許してはならないと述べ、「各国に経済の均衡を保 つよう促すに当たって、われわれが決定的に重大だと考える要素が存 在する。民間部門の関与がESMの重要部分を占めるのはそのためだ」 と説明した。

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