EU各国政府、店頭デリバティブ取引めぐる規則で合意近い-関係者

欧州連合(EU)の各国政府は27 日の会合を受け、店頭デリバティブ(金融派生商品)取引に関する規 則で合意に近づいている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

協議は非公開だとして同関係者が匿名を条件に語ったところによ れば、規則の草案は来週開かれるEU財務相理事会で討議され、承認 を目指す。規則は最終的に欧州議会との協議を経てまとめる。草案に は中央機関で決済するデリバティブの種類を決定する権限をEUに付 与することが盛り込まれている。

同関係者によると、大半の国はEU議長国ポーランドが提出した 妥協案を支持している。同関係者の1人によると、英国は支持を表明 していないが、EUが新規則を可決する上で英国の支持は必要ないと いう。ブリュッセルにある英政府事務所の代表者からのコメントは得 られていない。

当初案は、EUの行政執行機関である欧州委員会のバルニエ委員 (域内市場・金融サービス担当)が2010年9月に提案。同委員は、で きるだけ早期にこの法案の作業を完了する重要性を強調していると、 同委員のヒューズ報道官はインタビューで述べている。