ギリシャ債は40%の評価損も-アームストロング・インベストメント

アームストロング・インベスト メント・マネジャーズは、ギリシャ債を保有する投資家がおそらく 40%程度の損失を受け入れざるを得なくなるとみている。

アームストロング・インベストメントのマネジングパートナー、 パトリック・アームストロング氏は、ブルームバーグとの電話インタ ビューで、「当社の基本シナリオでは40%の評価損となる」と指摘。 「ギリシャへの国際支援第1弾で予想された以上に同国債の評価を下 げることについてはコンセンサスがある。さらに前回以上に民間投資 家の関与を必要としていることも大多数の意見だ。これは政策当局者 の姿勢や発言から見て取れる」と語った。

ギリシャは2010年5月、欧州で初めて国際支援を受ける高債 務国となった。同国は緊縮策を実施し、国債保証コストは過去最高に 上昇した。ギリシャ支援は第1弾(1100億ユーロ)では足りず、第 2弾で1590億ユーロの追加支援が決定したが、当局者は民間投資家 の関与を望んでいる。

世界の銀行業界を代表する国際金融協会(IIF)は、ギリシ ャ債について21%の評価損を提案しているが、ドイツ議会は最近、 金融機関に対してそれ以上の評価損受け入れを求めている。話し合い についての説明を受けた関係者が匿名で語った。

アームストロング氏は、「様々な国際金融支援を保証すること になるドイツ国民やその他関係者が、民間部門も十分痛みを分かち合 っていると納得するために」、債券保有者はギリシャ債でより大規模 な損失、あるいは「ヘアカット(債務減免)」を受け入れなくてはな らないだろうと語った。