米国:同性同士の世帯、10年間に80%増加-婚姻合法化が背景

米国で同性同士の世帯数が過去10 年間に約80%増加した。この間に州レベルで同性婚を法的に認める動 きが進んだことが背景だ。

米国勢調査局は27日、同性同士の世帯数が2010年に64万6464 世帯と、2000年の35万8390世帯から増加したと発表。初期調査では この数を過大に集計していたという。

同性世帯数のうち、13万1729世帯が同性婚、51万4735世帯は婚 姻関係がないという。2000年には同性婚が合法化されていなかったた め、国勢調査でこうした統計が発表されるのは初めて。

米国の同性愛者人権団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(H RC)の立法担当責任者、ブライアン・モールトン氏は、「過去10年 間に同性世帯が大きく増えたことが分かる。同性同士のカップルがい るという事実を浮き彫りにする助けとなる。今は入籍しているカップ ルも多いが、依然として不平等な待遇を経験している」と指摘した。

同性世帯の割合は米国の世帯全体の0.55%で、182世帯に1世帯。

同性世帯の中で同性婚の比率が最も高い州は、04年に全米で初め て同性同士の結婚を認めた州となったマサチューセッツ。同性世帯の 44%弱が入籍しているという。

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