BOAのダーネルCOO、メリル部門の社員に「邪魔しない」と約束

米銀バンク・オブ・アメリカ(B OA)で、メリルリンチ部門を統括するデビッド・ダーネル共同最高 執行責任者(COO)は、業績改善に向けてあらゆる協力を惜しまな いと社員に約束、少なくとも業務の「邪魔にならないようにする」意 向を表明した。

ダーネル氏(58)は13日、共同COO就任後初めて、同社社員の ファイナンシャル・アドバイザー1万6241人に向けて話をした。同氏 のメッセージの内容は、米ウェルスマネジメント部門の責任者、ジョ ン・シール氏や、国際ウェルス・アンド・リタイアメント・ソリュー ション部門を統括するアンドリュー・シーグ氏などのマネジャーが、 メリルリンチ部門を仕切るということだった。

ブルームバーグが入手した資料によると、ダーネル氏はニューヨ ークで開かれたタウンホール形式の会合で、「私の仕事は協力を惜しま ないということで、それができなければ、邪魔にならないようにした い」と表明。また、現在のマネジャーが「事業の経営に携わる。その ことを明確にしておきたい」と述べた。

ダーネル氏は、ブローカー業務で世界最高の利益率を誇るメリル リンチ部門の社員に対し、最近の経営幹部の人事刷新により悪影響が 出ないことを伝える必要がある。BOAがメリルリンチを2009年に買 収した後、新しい親会社の下でメリルの社風や給与が損なわれるとの 懸念から、優秀なブローカーが退職するとの憶測が渦巻いたからだ。

メリルのジョン・セイン最高経営責任者(CEO)は、BOAに よる買収の数週間後に更迭された。今月に入ってからはBOAのブラ イアン・モイニハンCEOの人事刷新で、メリル部門を含む事業部門 を統括していたサリー・クローチェック氏が職を追われた。ダーネル 氏はトーマス・モンタグ氏(54)と共に共同COOに指名された。

ダーネル氏は、預金、クレジットカードおよび住宅ローンのほか、 メリルを含むウェルスマネジメント部門の責任者となる。同氏はニュ ーヨークのミーティングでメリルのブローカーに敬意を表明したほか、 報酬や部門名については変更しない意向を示し、「永遠に強い状態でと どまるだろう」と述べた。

BOAの広報担当者、スーザン・トムソン氏はダーネル氏の発言 内容を確認したが、コメントは避けた。

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