スパークスG:「復興ホテル」に投資、医療施設併設2号ファンドも計画

独立系運用会社スパークス・グルー プは東日本大震災の復旧・復興需要をにらみ、現地の従事者向けホテル 事業に投資する。第1号ファンドでは機関投資家などから11億円を集 めた。2012年4月にも営業を開始する計画のホテルの建設費用などに充 てる。阿部修平社長(57)が明らかにした。

1号ファンドは、宮城県名取市に土地を取得し、工場で製作した客 室を現地で接合するモジュールハウスで314室のホテルを建設する計画 だ。モジュールハウスを利用することで建設コスト削減や工期の大幅短 縮が可能としている。ファンドはホテル運営会社の「価値開発」に客室 などの施設を貸し出し、リース料を投資家に還元する。

阿部氏は、被災地復興は「宿泊施設がないと始まらない。現地の雇 用促進など復興に求められているものを素早く提供でき、投資リターン も得られる」と述べた。同県内に土地賃借で医療施設やコンビニエンス ストアなどを併設したホテル2軒(合計1500室)の建設を目指す50億 円規模の2号ファンドも12年3月までの募集開始を目指す。

投資家はファンドが発行する利率6%のシニア債(8億円)や、稼 働率が想定を上回るなど追加利益が発生した場合に最高15%まで受け 取れるメザニン債(2億9700万円)に投資する。元本は1年据え置き で、その後元本の2割ずつを分割償還する。スパークスは財務アドバイ ス料、債券の販売手数料などを受け取る。

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