ボストン連銀総裁:住宅ローンの借り換え促進を支持-消費拡大に有効

米ボストン連銀のローゼングレン 総裁は、住宅ローンの借り換えを支援する政府の取り組みを強化する よう求める一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が償還期間の比較 的長い国債を購入するオペレーション・ツイスト(ツイストオペ)に ついて、成長を促進する可能性が高いとして支持する考えを示した。

ローゼングレン総裁は28日、ストックホルムで講演し、住宅ロー ンの借り換えが進み、借り手の負担が軽減されれば、消費は拡大し、 国内総生産(GDP)が増えると指摘。「住宅所有者が消費に回せる資 金が増えれば、GDPの成長を後押しする可能性がある」と語った。 講演テキストが事前に公表された。

同総裁はツイストオペを「大いに支持している」と述べる一方、 政府機関債と政府機関発行の住宅ローン担保証券(MBS)の償還元本 を同MBSに再投資するFRBの方針にも支持を表明した。

総裁は「FRBはMBSと米国債の利回り格差を注意深く見守り、 著しく拡大する場合には行動を起こすことを検討すべきだ」と発言。 住宅市場に対する打撃が金融政策の効果を妨げているとの認識を示し た。

ファニーメイとフレディマック

さらにファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連 邦住宅貸付抵当公社)について、「米政府の管理下にあることを考えれ ば、住宅市場の問題に対処する公共政策目標を達成するためにもっと 大きな役割を果たすべきだ」と主張した。

ローゼングレン氏(54)は2007年に総裁に就任。07年12月の連 邦公開市場委員会(FOMC)では、現在残っているメンバーではた だ1人、追加金融緩和の決定に反対票を投じた。FOMCで次に議決 権を持つのは13年になる。

-- Editors: James L Tyson, Gail DeGeorge

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Caroline Salas Gage in New York at +1-212-617-2314 or csalas1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net