米地裁、マドフ受刑囚管財人の訴えの大半を退ける判断-メッツ訴訟

巨額詐欺事件で服役中のバーナー ド・マドフ受刑囚の事業を清算している管財人が米大リーグ球団ニュ ーヨーク・メッツのオーナー、フレッド・ウィルポン、ソール・カッ ツ両氏を相手取って起こしていた訴訟で、連邦地裁判事は管財人側の 訴えのほとんどを退ける判断を下した。

裁判所の資料によると、管財人アービング・ピカード氏は、メッ ツのオーナー2人がマドフ受刑囚の不正行為の可能性を疑いながらも それを調べる義務を怠ったとして、総額10億ドル(約770億円)を 求めていた。同氏は米破産裁判所で昨年12月に訴えを起こした。

ピカード氏が「不正」利益だとして3億ドルの返還などをメッツ に求めたのに対し、オーナー側はジェド・ラコフ連邦地裁判事に同訴 訟を退けるよう求め、マドフ受刑囚がねずみ講など不正行為を行って いるなど全く疑いもしなかったと主張していた。

ラコフ判事の今回の判断は、1000件を超える訴訟を起こしてい るピカード氏にとって新たな試練となる。

法律の情報源: {BLAW