バーゼル委、巨大銀行に対する資本上積み規制を最大2.5%で維持

バーゼル銀行監督委員会は、世界 の巨大銀行に対する自己資本の上積み規制を計画通り最大2.5%で維 持する一方、上積み分の計算方法を調整していくことを決めた。

バーゼル銀行監督委は上積み規制について、金融システムの回復 を阻害しかねないとの批判を仏BNPパリバや米シティグループなど の銀行から受けていたが、27、28両日の会合では上積み幅を見直さな いことを決めた。同委はまた、最低流動性規則に関する最終的な詳細 などに関してより高い確実性をもたらすための作業を急ぐことにも合 意した。

バーゼル委はウェブサイトに掲載した声明で、「損失吸収のための 上積み基準の幅は原案通りの1-2.5%を維持することに合意した」と 説明。個々の銀行に課す上積み幅の「判定方法を改良するため特定の 指標に一部修正を加えることも提案した。

銀行監督当局は7月に一般の意見を聞くため公表された資本上積 み規制案をめぐり一部の金融機関と対立している。JPモルガン・チ ェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)やバンク・ オブ・アメリカ(BOA)のブライアン・モイニハンCEOらは、同 案が融資を圧迫し経済に打撃を与えると批判している。

バール委は資本上積み規制の段階的導入のめどを2016年から18 年末の間としている。

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