米ダラス連銀総裁:ツイストオペ、効果出ない恐れ-雇用に打撃も

米ダラス連銀のフィッシャー総 裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)が長期金利の押し下げを狙 い先週決定した政策について、効果が出ない恐れがあるほか、雇用 創出に打撃となる可能性もあるとの認識を示した。

フィッシャー総裁は27日、ダラスで講演。事前原稿によれば、 総裁は「オペレーション・ツイスト(ツイストオペ)」と呼ばれるこ の政策について、「戦略的決定であり、私は効果が代償に勝るとは感 じなかった」と述べた。

また6月に終了した国債購入プログラム第2弾、および少なく とも2013年半ばまでは政策金利を低水準で維持するとの方針に対 する懸念をあらためて表明した。

総裁は「私の本質的な懸念は、こうした措置の効果についてだ」 と指摘。過剰なリスクテークを促すだけでなく、適切な財政・規制政 策が伴わなければ「効果は出ない」のではないかと問いかけた。

さらに、最近の財界関係者との懇談を引用しながら、関係者が先 週決定された金融政策について、景気悪化に対するFOMCの懸念の 表れで、国民を節約に走らせ、将来の金融政策を複雑にし、銀行の収 益を圧迫すると話したことを明らかにした。

総裁はこのほか「FOMCが最近実施している政策に効果が表れ ず、雇用創出に逆効果となる重大なリスクがある」と指摘した。

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