アトランタ連銀総裁:「ツイストオペ」の景気浮揚効果は小さい

アトランタ連銀のロックハー ト総裁は、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定した短 期債から長期債への乗り換えによる景気押し上げ効果はわずかなも のにとどまるとの見解を述べた。

ロックハート総裁は27日、フロリダ州ジャクソンビルで講演。 講演原稿によると同総裁は、「金融政策を伝達するメカニズムは、 その機能を幾分か失っている状態だ。従って、FOMCの最新の決 定が景気に大きな押し上げ効果をもたらすとは期待していない」と 述べ、「今回のプログラムによる効果は小さいと見込むほうが現実 的だ」と続けた。

FOMCは21日、残存期間6年から30年の4000億ドルの 米財務省証券を購入し、同時に残存期間3年以下の財務省証券を同 額売る意向を明らかにした。この措置は「オペレーション・ツイス ト(ツイストオペ)」と呼ばれ、景気浮揚のために住宅ローンやそ の他ローン金利の押し下げを狙っている。

ロックハート総裁は、ツイストオペは「景気回復をさらに支 援することを目的とした計画的かつ追加的な措置」であると述べた 上で、「経済問題すべてを解決するわけではないが、一助にはなる だろう」と指摘した。