香港株(終了):ハンセン指数、反発-欧州危機めぐる楽観的観測で

香港株式市場は、ハンセン指数が 反発し、前日の約2年ぶり安値から持ち直した。欧州首脳がソブリン 債危機の悪化を食い止めるとの楽観的な見方が広がった。

売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディ ングス(330 HK)は7.2%高。中国最大の海洋油田会社、中国海洋石 油(CNOOC、883 HK)は原油高を受けて、7.7%上昇。石炭会社の 中国中煤能源(1898 HK)も高い。

香港を拠点に高級品販売を手掛ける英皇鐘表珠宝(887 HK)は

8.9%高。中国本土からの訪問者増加に伴い、売り上げが増えるとの観 測から買われた。時価総額で中国2位の保険会社、中国平安保険(集 団、2318 HK)は10%超の値上がり。主要株主が保有株数を減らして いないとの発表が好感された。

ハンセン指数は前日比722.75ポイント(4.2%)高の18130.55 と、2009年5月以来の大幅高で終了。構成46銘柄中、44銘柄が上昇、 2銘柄が値下がり。ハンセン中国企業株(H株)指数は同6.4%高の

9294.22。

アンプル・キャピタル(香港)の資産運用ディレクター、アレッ クス・ウォン氏は「投資家は欧州の状況について何らかの進展を期待 しており、中央銀行による一定の流動性注入の可能性も見込んでいる」 と指摘。「投資家は依然として弱気だが、市場は売られ過ぎになってお り、値ごろ感からの買いが幾分か入っている」と分析した。

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