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香港財政官:米ドルとのベッグ維持を表明-不動産市場は「軟着陸」

香港の曽俊華財政官は、香港不動 産市場の「ソフトランディング(軟着陸)」を予想し、住宅価格高騰の 一因とされる香港ドルの米ドルとのペッグ(連動)制を維持すると表 明した。

曽財政官は26日にシカゴでインタビューに応じ、不動産「取引は 減少し、相場は下落基調に緩やかに移行しつつある」と述べ、「極めて 激しい変化はない」と付け加えた。

世界的な景気懸念の中で、香港の住宅販売は鈍化。7月の香港不 動産価格は7カ月ぶりの下落に転じた。米ドルとのペッグ制を続けて いるため、香港は独自の金利政策を実施することができないでおり、 過去2年間の米ドル安と香港のインフレ加速がペッグ制維持の是非を めぐって議論を呼んでいる。

曽財政官は、「相場は上昇したり下落したりしてきたが、香港にと ってペッグ制はうまくいっている。シンプルで透明性があり、何ら変 更する必要はない」と言明、香港の景気循環は米経済と最も近いと説 明した。

香港ドルと中国人民元とのペッグは、人民元が完全な交換性を持 つまでは機能しないとも指摘。香港の住宅値上がりとインフレ加速へ の対応が優先課題だと語った。

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