7月の米住宅価格指数、前年同月比で10カ月連続の低下か-BN調査

7月の米住宅価格は前年同月比で 下落したもようだ。緩和の兆しがほとんど見えない需給の不均衡が圧 迫要因だとエコノミストらは分析している。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト27人を対象にまとめた 調査の予想中央値では、全米20都市を対象とするスタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は7月に前年 同月比4.4%低下と、10カ月連続で前年を下回ると見込まれている。 また、別途発表される9月の米消費者信頼感指数は、2年ぶりの低水 準近くにとどまったもようだ。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グ アティエリ氏(トロント在勤)は「過剰在庫と労働市場の弱さを考え れば、米住宅価格のリスクは下向きだ」と指摘。「差し押さえ率は高止 まりしており、それが住宅価格の下押し圧力となる公算が大きい」と の見方を示した。

7月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は午前9時(ニュー ヨーク時間、以下同じ)に発表される。エコノミストの予想レンジは 前年同月比4-5.5%の低下。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが午前10時に発表する9 月の消費者信頼感指数は46(74社の予想中央値)と、8月の44.5か ら上昇する見通し。8月は景気後退期にあった2009年4月以来の低水 準だった。

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