アジア株:上昇、欧州危機対応策への期待で-HSBCなどが高い

27日のアジア株式相場は、前日付 けた2010年5月以来の安値から反発。欧州首脳が域内の信用危機の抑 制策で合意に近づいているとの楽観的な観測から、米株式相場が続伸 したことが好感された。

時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスは香港 市場で2.8%上昇。欧州中央銀行(ECB)がカバード債の購入再開 や他の追加金融緩和措置を検討していると、ユーロ圏の中央銀行の当 局者が明らかにした。売上高の約3分の1を欧州に頼るキヤノンは

4.3%高。世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系のBHPビリト ンはシドニー市場で4.1%高。原油・銅の値上がりで買われた。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・ オリバー氏(シドニー在勤)は「市場が非常に売り過ぎになっている のは間違いない」と指摘。「反発の可能性はかなり高い」としながら も、「真の問題はそれが持続可能な反発かどうかだ」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時10分現在、前日比

3.8%高の113.18と、4営業日ぶりに反発。日経平均株価の終値は同 235円82銭(2.8%)高の8609円95銭。韓国総合株価指数は同83ポ イント(5%)高の1735.71。