「死海文書」がオンラインで閲覧可能に-イスラエル博物館とグーグル

非常に古く繊細なため直射日光を 当てることができない古代の写本「死海文書」を、オンラインで検索し 読むことができるようになった。このプロジェクトはイスラエル博物館 とインターネット検索最大手、米グーグルが26日に開始した。

イスラエルにあるグーグルのR&D(研究開発)センターのマネジ ングディレクター、ヨシ・マティアス氏は「世界の情報を整理し、アク セスや利用を可能にすることがグーグルの使命だ」と語る。

死海文書を執筆した人々はこの文書を死海沿岸の洞窟に隠した。時 期はローマ人がエルサレム神殿を破壊した紀元70年ごろの可能性が高 いとされている。一般的には砂漠にあるクムランに住んでいたユダヤ教 の宗派に関する資料とみられている。発見されたのは1947-56年。

死海文書はイスラエル博物館で展示され、露出を最小限にするため 3-4カ月ごとに公開部分が変更される。「イザヤ書」については、 複製のみが展示されている。イスラエル博物館のウェブサイトでグーグ ルの機能を使えば、死海文書全体にアクセスでき、文章を拡大したり英 訳で読んだりすることもできる。

博物館のジェームズ・スナイダー館長は「これは、聖書の歴史の始 まりを理解する1つの方法を提供している。これ以上に重要なものはな いだろう」と述べた。