韓国:来年の財政赤字、GDP比1%に縮小へ-予算案を公表

韓国政府は来年、財政赤字を削減 する計画を明らかにした。欧州ソブリン債危機で、各国政策当局にと って公的債務管理の必要性が一段と重要になっている。

同国企画財政省は27日に2012年予算案を公表。歳出総額は前年 比5.5%増の326兆1000億ウォン(約21兆2300億円)。税収は9.5% 増の344兆1000億ウォンを見込んでいる。

この数字に基づいて算出すると、12年の財政赤字は14兆3000億 ウォンに縮小し、同年の国内総生産(GDP)の1%相当となる見通 し。今年は25兆ウォンで、GDP比2%相当。

韓国政府は13年に予算均衡を達成し、15年までにGDP比0.3% の財政黒字を確保することを目指す。

トーラス・インベストメント・アンド・セキュリティーズの債券 アナリスト、コン・ドンラク氏(ソウル在勤)は、「欧州債務危機は、 財政赤字を制御できなくなった場合に何が起きるかを示している」と 指摘。「政府は、刺激策を通じた景気押し上げよりも、財政状態の改善 を望んでいる」と述べた。