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米ブラックストーン、取引総額で首位-PE業界全体では前年比51%増

プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社の米ブラックストーン・グループは資産額で業界 最大手であるだけでなく、今年はこれまでのところ最も活発に取引を 行っている。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、ブラックストーンが 今年これまでに手掛けた取引は総額203億ドル(約1兆5500億円) と、PE投資会社の中で最高となっている。同社が26日までに発表 した買収案件は計159億ドル規模。3月にはオーストラリアのセン トロ・プロパティーズ・グループから米国内のショッピングモール群 を94億ドルで取得している。

2位は米アビスタ・キャピタル・パートナーズで計142億ドル。 3位はストックホルムに本拠を置くノルディック・キャピタル、4位 はクレディ・スイス・グループ、5位は同じくストックホルム本拠の EQTパートナーズとなっている。ノルディック・キャピタルは売却 取引では今年これまでのところ業界首位で、売却額は計141億ドル。

ブルームバーグのデータによると、PE業界全体での今年これま での取引総額は2870億ドルで前年同期比51%増加。ただ、景気の 不透明感に加え、株式・債券相場の変動が荒くなっていることから、 ここにきて取引は細っている。9月に発表された取引は82億ドルに とどまっている。8月は290億ドルだった。

PE投資会社への助言業務では首位がJPモルガン・チェースで、 今年これまでに51案件、計668億ドル相当を獲得した。2位はゴー ルドマン・サックス・グループで46案件、646億ドル。

VC業界は活況

一方、ベンチャーキャピタル(VC)会社で取引件数が最も多か ったのは、米クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バ イヤーズで、46社に対して計25億4000万ドルを出資。同社は共同 購入クーポンサイトの米グルーポンの株式も保有している。2位はロ シアのデジタル・スカイ・テクノロジーズで、6社に計22億6000 万ドル出資した。VC業界の26日までの出資は前年同期のほぼ3倍 となっている。

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