ブラジル株:6営業日ぶり反発-原油高と世界的な株価上昇を好感

26日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が6営業日ぶりに反発した。同国と中国のイン フレ加速が経済成長を抑制するとの懸念はあるものの、原油相場上 昇と世界的な株高が好感された。

石油会社のOGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエス とブラジル石油公社(ペトロブラス)が上昇。イタウ・ウニバンコ・ ホールディングスを中心に金融株も高かった。

住宅建設のガフィーザは値下がり。ブラジル中央銀行が利下げ ペースを加速させるとの観測が広がる中で、エコノミストがインフ レ予想を引き上げたことが材料となった。鉱山会社ヴァーレも下落。 同社最大の輸出先である中国で政策当局者が物価抑制措置を堅持し、 それが経済成長を鈍化させるとの懸念が背景。

ヘッジファンドのプリンシピア・アセット・マネジメント(サ ンパウロ)の運用担当者、マルセロ・パイシャン氏は「欧州の状況 改善と米国のムード好転が相場上昇の要因だ。原油相場も反発し、 相場をやや押し上げた」と述べた。

ボベスパ指数は前週末比1%高の53747.52で終了。一時は同

1.6%安となっていた。指数構成銘柄のうち値上がりが47銘柄、値 下がりは20銘柄、変わらずは1銘柄。通貨レアルは1.1%高の1ド ル=1.8141レアル。