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ラスキン理事とブラード総裁、インフレ容認に抵抗感-成長手段として

米連邦準備制度理事会(FR B)当局者2人は、前例のない規模で講じた一連の景気浮揚策を支持 する一方、経済成長を促進させる手段としてのインフレ加速の容認に は懐疑的な見方を示した。

ラスキン理事は26日、ワシントンでの講演で、FRBのこ れまでの景気浮揚策は「完全に適切」であると述べたものの、インフ レあるいはインフレ期待の上昇容認を実質金利の引き下げ手段とし て用いることには「かなりの抵抗感」があると続けた。また、セント ルイス連銀のブラード総裁はニューヨークで講演し、インフレ加速は 住宅市場の過剰在庫の圧縮にはつながらないと述べ、「金融政策は現 在、超緩和的であり、またそれが適切だ」と続けた。

ラスキン理事とブラード総裁の発言は、具体的なインフレ目標 の設定でバーナンキFRB議長ら当局者が合意を見いだすのが困難な ことを示唆している。

失業率を引き下げる手段として年間2%を上回るインフレ率の 容認を公に支持しているのはシカゴ連銀のエバンス総裁のみだ。

ラスキン理事は講演後の質疑応答で、「議会の明確な責務の 一つが物価の安定だ。インフレ期待の抑制というのは個人的には極 めて重要だと考えている」と発言した。

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