独連銀総裁:実体経済の下振れリスク高まる、危機による市場混乱で

ドイツ連邦銀行(中央銀行)の バイトマン総裁は、欧州債務危機に伴う市場混乱がドイツの経済成長 を抑制するリスクが高まったとの認識を示した。

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーでもあるバイトマ ン総裁は26日、ワシントンでの講演で「金融市場の混乱が実体経済 に影響を及ぼす危険が高まっている」と指摘。「下振れリスクを低下 させるため、ソブリン債危機に関して迅速かつ一貫した政治面での解 決策を打ち出すことが極めて重要だ」と述べた。

同総裁は「最近では、強い不透明感によりドイツの景気見通しは 曇っている。特に欧州ソブリン債危機をめぐる今後の展開については 非常に不透明だ」としながらも、「7-9月(第3四半期)は引き続 き堅調な経済活動を見込んでいる。冬には相当のリスクが見込まれる ものの、ソフトパッチ(一時的な軟化局面)に過ぎないだろう」と付 け加えた。

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