ECBクノット氏:ユーロ共同債、長期的に「不可避」となる可能性も

欧州中央銀行(ECB)の政策 委員会メンバー、オランダ中央銀行のクノット総裁は、ユーロ共同債 の導入は「不可避」かもしれないとの見方を示した。

オランダ中銀が26日にウェブサイトに掲載した定期刊行物の記 事によると、「南欧諸国の金利があまりに高くなったのでこれらの国 には問題が差し迫っている」とし、「ユーロ共同債があればこのよう なことは起こらない」と指摘した。ユーロ共同債は「最後の手段」で あり、各国はまず財政規律を回復し債務を欧州連合(EU)が定める 上限である国内総生産(GDP)の60%以内に減らす必要があると 付け加えた。

クノット総裁はまた、規則違反が続く国の財政を管理する独立機 関の必要性に触れ、長期にわたって規則に違反する国は財政面での主 権を失ってもやむを得ないと論じた。

さらに、債務危機の対応でECBの金融市場への介入は「行き過 ぎ」との見方を示す一方で、現在は「極端な措置を必要とする極端な 危機的状況にある」と理解を示した。

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