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中国株(終了):上海総合指数、昨年7月来の安値-インフレ懸念で

中国株式相場は下落。上海総合指 数が約1年2カ月ぶり安値となった。中国人民銀行(中央銀行)の周 小川総裁によるインフレが引き続き「最大の懸念」だとの見方を受け て、物価上昇を抑える政策で経済成長が鈍化するとの観測が強まった。

不動産開発の保利房地産集団(600048 CH)は4.3%安。重慶市が 既存の別荘に対する不動産税の課税を開始すると、第一財経日報が報 じたことが手掛かり。

中国平安保険(集団、601318 CH)は2008年11月以来の大幅安。 同社株を株主の英銀HSBCホールディングスが放出しているとの観 測が広がった。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)は3.1%安。値上 げできずに利益が打撃を受けるとの懸念が背景にある。中国工商銀行 (601398 CH)や中国農業銀行(601288 CH)も安い。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前週末比39.98ポイント(1.6%)安の2393.18 で終了。終値ベースで10年7月5日以来の安値となった。上海、深圳 両証取のA株に連動しているCSI300指数は同2.2%安の2610.92。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「政策当 局が短期的に引き締め策を緩める公算は小さく、このため市場は依然 として底値を探る展開となっている」と指摘。「市場は多くの不確実性 に直面しており、ソブリン債問題や先進国の景気減速など、最大級の リスクは海外から来ている」と述べた。

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