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ブラジル財務相、IMF会合から予定より1日早く帰国-レアル急落で

ブラジルのマンテガ財務相は、同 国通貨レアルが急落しこの1カ月の下落率が世界の主要通貨の中で最 大となったことを受け、先週末のワシントンでの国際通貨基金(IM F)会合から予定よりも1日早く帰国した。

マンテガ財務相は24日、帰国の途に就く前にワシントンで記者 団に対し、「市場のボラティリティ(変動性)が高まる場合に備えて 帰国しておく必要がある」としながらも、「ブラジル国内の状況は落 ち着いている」と付け加えた。

中南米の政策当局者らはこの1年間、自国通貨高への対策に取り 組んできたが、欧州債務危機に伴い投資家が資金を新興市場から安全 なドルに避難させる中で、政策の転換を迫られている。レアルは 2008年末から今年8月までに43%上昇した後、過去30日間で13% 急落。下げ率はブルームバーグが調査する主要16通貨のいずれをも 上回った。

ブラジル中央銀行は先週、レアル下落阻止を図り08年以来とな る通貨先物市場への介入を実施。一方、同国政府は、通貨高抑制のた めの措置を撤回するかどうかをまだ決定していない。

マンテガ財務相は26日、ルセフ大統領と協議する予定。同大統 領は22日、ニューヨークで記者団に対し、政府は通貨に関する追加 措置を講じる「用意が完全に整っている」と述べている。

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