アジア株:MSCI指数、約2年ぶり安値水準-利益予想の下げ響く

26日のアジア株式相場は下落。指 標のMSCIアジア太平洋指数はこのままいけば、2009年7月以来の 安値となる。欧州は債務危機を解決できないとの懸念が強まったほか、 日本電気硝子や中国雨潤食品集団などの企業が利益予想を引き下げた ことが響いた。

4-9月(上期)の連結営業利益予想を下方修正した日本電気硝 子は12%安。中国2位の食肉加工会社、中国雨潤食品集団は28%の値 下がりとなった。同社は原材料コスト上昇を理由に、7-9月(第3 四半期)の利益が減少するとの見通しを示した。ソウル市場では韓国 の海運最大手、韓進海運が15%の値幅制限いっぱい下落。新株発行計 画の発表が嫌気された。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時42分現在、前週末 比3.1%安の108.27と、3営業日続落。日経平均株価の終値は前営業 日比186円13銭(2.2%)安の8374円13銭。

RCMアジアパシフィックのマーク・コンイン最高経営責任者(C EO)はブルームバーグテレビジョンの番組で、「市場はこれまでにギ リシャ問題を大きく通り越して、成長見通しと銀行セクターへの波及 への可能性を注視している」と指摘。「信頼感は引き続き低下している」 と付け加えた。

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